ストーリー。前作28日後にて漏れ出したRAGEウィルスは、生物を凶暴にする。また、感染者の体液が体内に入ると数秒で同じようになる。ドンは妻と、老夫婦、あと数人と隠れるように生活していた。しかし感染者の襲撃にあう。妻を見捨ててドンは逃げてしまう。そしてRAGEウィルスが漏れ出してから28週後・・・。町の感染者は餓死し、死体は処分され、ウィルスの再発の心配はなくなった。人々は戻り、徐々に元の生活にもどりつつあった。そんな中、ドンの息子と娘が帰ってくる。彼らは規定を守らず、危険地帯にある自分の家に帰る。ドンの妻は死んでいなかった。そして、感染者ではなく、彼女は保菌者なのであった。
感想。絶望すぎる。いやほんと、この映画はすかっとするくらいつらい。前作の28日後も、何もそこまでしなくても・・・っていうストーリーでしたが、さすが続編。すごすぎます。前半はまさに地獄。そして後半も救いようがありません。なんてこった、それでも面白い。絶望は希望があるからこそ強くみえるもので、この映画は希望をちょっと見せては叩き落す、みたいな感じです。最初に「すかっとするくらい」といった表現がありますが、この映画は暗いわけではなく、じめじめしているわけでもありません。さわやかです。気持ちよく観れる絶望です。それにしても第1感染が起きるシーン。あれはしょうがないよ、ほんと。しょうがないからこそ、もうどうしようもないくらい悲しい。
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